テレビなのかモニターなのか

テレビだってモニターだって、映像を写すという意味では同じ。ただし、想定されている主な使われ方が違うと、お金をかけるポイントがかわるのかもしれない。

テレビは、放送されているテレビ番組を表示する。地上波はハイビジョン放送とはいっても1400x1000くらいの解像度しかない。BSは2000x1000くらい。4Kとか8Kとかだと4000x2000とか8000x4000くらい。多くの人は地上波を見てるから、1400x1000くらいが映れば十分ということになる。

大画面高級テレビは、こんなにすごいんです、だから高いんです、というために、4K画質だ8K画質だ言いますけれど、せまい部屋に置く20~30インチくらいのは1400x1000に対応していれば十分ということになる。

ところで、携帯電話はAppleRetinaとか言ったりして、細かい表示をするようになった。解像度はなかなかの高さ。

パソコンも、MacRetinaを言い出した。Windowsもようやく10では実際の点の数と、OSが扱う解像度が変わった。パソコンは解像度が大きい方がいろんなものを表示できる。作業しやすいこともあるし小さすぎて使えないこともある。パソコンは大画面といっても60インチみたいな大きいのをデスクに置いたりはしないから、20~30インチくらいのを使うことになる。ここに2000x1000くらいを表示したり3000x1500を表示したりする。

KJ-32W730 は32インチテレビだけどめずらしくフルHD対応。2000x1000くらいある。パソコンモニタとするには32インチはやや大きすぎるかもしれないけれど。

モニターは24インチだと2000x1000くらい。27インチだと3000x1500くらいを選べる。4Kなんてのもあるけど、そんな大きい表示をするのは普通のパソコンだと大変かもしれない。ゲーミングPCみたいなやつが求められる。

モニターは144Hz駆動、みたいなやつもあるけれど、これを活かすにはパソコン側もそういう出力が必要。