タイヤの空気圧の変化2

前回は走行中にタイヤの温度が18℃くらい上がっているんだろうな、っていう概算をしたけど、最近の気温が20℃とすると真冬に0℃になったらどれくらい空気圧が下がるのか考えよう。

前回と同じだけど、ボイルシャルルの法則によると、圧力x体積/絶対温度は一定らしいので、そしてタイヤの体積は変わらないことにして、圧力/絶対温度は一定。 温度は、今が17℃くらいとして絶対温度で290度。20度下がって270度になるとしよう。今の圧力は33psiに調整済み。270度の圧力をxとして

33/290=x/270

x = (33/290)*270 = 30.72

つまり33psiが30.7psiまで下がる。

-13℃くらいまで下がったとすると、260度だから

x = (33/290)*260 = 29.58

つまり29.6psiくらいまで下がる。

これが30psiくらいまで下がってしまった状態から考えると

x = (30/290)*260 = 26.89

26.9psiは1.89kg/cm2だから、まあ別に走行はできそうだね。空気圧低い方がグリップも良さそうだし。

さて、もしもさむいところで適正に調整した後、暖かいところに戻ってきたらどうなるのか。

x = (33/260)*290 = 36.8

走行して20度くらいあがると

x = (33/260)*310 = 39.34

39.3psi=2.76kg/cm2

まあ大丈夫なんだろうね。知らないけど。