Eclipse環境を作る
SoftbankのS!アプリ開発を、今まではコマンドラインでやってきたけど、せっかくだからEclipse環境を作ってみることにした。
まずはEclipseを用意。持っていたのは古くなっていたので、Eclipse 日本語化 | MergeDoc Projectのプレアデスで日本語化されてるFull All in Oneを使うことにする。ファイルサイズが大きめだけど、ダウンロード。
まず、MEXA SDKを入れておくのは普通。で、プレアデスのEclipseをいれる。デフォルトではC:\user\eclipseに入るので、Eclipseプラグインのインストール先はここを選ぶ。
このプラグインは、MEXA SDK 11を使うようにできているので、バイナリエディタで改造。これってリバースエンジニアリングにあたらないよね?テキストデータを書き換えるだけだし、大丈夫だということにしよう。
eclipse\plugins\com.mexa.emulator.eclipse.plugin_1.0.0\J2ME_Application_Project.jarを解凍。ZIP圧縮なので、拡張子を変えたらWindowsXP標準の圧縮フォルダでも開けるようになる。解凍してできたファイル2つをバイナリエディタで開いて文字列11もしくはバイナリ0x31 0x31を検索して、自分がインストールしたMEXA SDKのバージョンに直す。今日時点での最新は23。
com\mexa\emulator\eclipse\plugin\J2MeApplicationProjectPlugin.class
com\mexa\emulator\eclipse\plugin\wizard\J2MeApplicationWizardPage.class
変更できたら、ZIP圧縮して拡張子をjarにして元の場所においておく。
次に、開発対象の携帯電話に対応したプロジェクトを作っておく。スタートメニューからMEXAエミュレータを起動して新規作成。液晶サイズや対応機能を選んでおく。サンプルがついているので、特にこだわらない場合はサンプルを使っても良い。
ようやくEclipseを起動。新規でプロジェクトを選ぶとMEXAプロジェクトがある。設定は、改造のおかげで実行パスとビルド用クラスパスは指定しなくてよくなっている。MEXA Emulatorのプロジェクトは、自分で作ったものか、サンプルを指定する。サンプルなら
C:\SOFTBANK_MEXA_EMULATOR23\projects\sample\sample.vjp
テンプレートを使用するにチェックすると、なぜかShift JISでかかれたサンプルソースファイルが追加される。参考にはなる。