デモ用ソフト作成

明後日のデモなんだけど,パソコンを使うんじゃなくてもっと組み込みっぽくできないかなぁ?と上司が言われてたのを聞いてたけど,それより優先度高いことがあるだろうと思ってたからやらなかった.今日はやる気が出たからやりましょうか?と言ってやることになった.

最初は,タイマーで時計を作ってLCDに表示するアプリがあるからそれを流用してちゃちゃっとやろうって思ってただけだった.簡単にできそうという思いがあったからやると言った.

やり始めてみて,驚いた.この基盤にのってるCPU,同じ名前の違うシリーズのを普段使ってるけど,名前一緒だし似たようなもんだろう,なんて思ってたらぜんぜん違う.クロックまわりが違うから,今何ヘルツなのかもわからないし,使いたい通信用のハードウェアも違う.実は,通信用のハードウェアは同じものも載っていて,使うべきはそっちだったんだけれども,気づかずにはまった.

はまった原因,それは日本語マニュアルの古さ.英語のほうは最新に保たれているんだけど,当然日本語のほうを読むし,日本語を信じていた.なぜ日本語で書かないのだ.

それに気づいた頃,上司が温度計のデータをADして取り込んでよ,と言い出した.えぇ,そうですね,余力があればやります,程度に思っていた.
そして余力が生まれたからやった.

これ,小数第1位まで出したほうがおもしろいんじゃない?
え?そんなことないよ,手で触ったら十分値変化するし,これでおもしろいって.LCDにも表示する空きは無いし.そう思って反論したけど,聞いてくれず.対応.

LCDには最初から用意されていた時計が表示されていた.ここ,測定した温度データだけ表示するように変更することになった.

こんなに強く言われたことなかったけど,とても実現したかったのだろうか.実現が簡単だと思っていたのだろうか.どっちなんだろう.押し切られてすべて言われたものを実装した.できたからいいか.タイムリミット16時ってことでとっても集中して一生懸命考えてとっても疲れた.